2013年5月24日金曜日

【更新】1000円以下SIM、OCNとIIJmioどっちがいい?

OMG docomo microSIM card :D
OMG docomo microSIM card :D / kalleboo


月額945円の「IIJmioミニマムスタート」と、月額980円の「OCN モバイルエントリーd LTE 980」。
この記事を書いている時点では、月額1000円以下ドコモMVNOプランの双璧と言っていいだろう。

IIJmioは4月から通信速度の上限を128kbpsから200kbpsに引き上げ、6月からは高速通信ができるバンドルクーポンを500MB分付与するなど、ここ数ヶ月で急速にサービス内容が向上した。
もともと通信の品質がよく、945円のプランとしては十分使えるという印象だったが、 さらに進化したといえる。

一方のOCNも、4月に彗星のごとく登場してから瞬く間に人気を集め、1日30MBの高速通信量を使い切った後の速度を100kbpsから200kbpsに引き上げ、かつ3G端末にも対応し、さらに利便性を増している。

ここで、両プランの仕様をざっくりおさらい。
  • IIJmioミニマムスタート
  • 月額945円、高速通信量は1ヶ月で500MB、使い切った後は200kbps
    高速通信量は525円/100MBで追加購入可能、好きな時に高速通信ON/OFF可能
  • OCN モバイルエントリーd LTE 980
  • 月額980円、高速通信量は1日で30MB(月間で約900MB)、使い切った後は200kbps
    高速通信量追加購入は不可、高速通信ON/OFF不可

高速通信量だけ見ると、月間で900MBも付与されるOCNの圧勝、しかも1日30MBを使い切った後も200kbpsで通信できるようになったことから、従来のIIJmioユーザからは一部不満の声も上がっている。
それに対して、ミニマムスタートの優位点を、IIJmioの中の人が以下のようにツイートしている。


この回答、OCNとIIJmioのプランの違いを、的確に指摘してくれている。
つまり、
  • IIJmioは高速通信ON/OFFが可能なので、月間500MBの高速通信量をいつ使うか、自分で決められる
  • 上記に加え、追加で高速通信量が購入可能なので、月間500MBを使い切った後も高速通信することができる
  • IIJmioは余った高速通信量を翌月に繰り越しすることができる
という3点だ。

この3点から、OCNとIIJmioの向き不向きが見えてくる。
OCNの最大の弱点は、「高速通信は1日30MBまでで、通信量の追加を自分ですることはできない」という点だ。
また、これの裏返しになるが、IIJmioの弱点は「月間500MBを上手く使うためには、高速通信をON/OFFしたり追加購入したりして、通信量を自分で管理する必要がある」という点だ。

このブログを読んで下さっている方の多くが、「3G Watchdog」のような通信量管理アプリをインストールして日々の通信量をチェックしていると思うが、そういう事が苦でない人はIIJmio向き、と言えるだろう。

3G Watchdog
Richard Gruet
価格:無料  平均評価:4.7(79,858)


逆に「1日何MB使ったかとかチェックするのは面倒くさい。そのかわり、1日30MBを超えてしまって通信が遅くなっても、200kbpsならまあ我慢できる」という人は、OCNに向いていると言える。

(ちなみに、私の実感としては、朝夕の移動時間と昼休み時間帯にSNSを確認したり、ちょっとニュースを見たりという使い方なら、1日30MBでも十分すぎる量だと思う)

どちらのプランも大変評判が良いので、あとは自分の性格で、細かく管理するのが好きならIIJmio、ほったらかしが良いならOCN、という選び方も良いと思う。

【追記】
IIJmioのサービスにプラスして、公衆無線LANサービス「Wi2 300」が無料で使えるビックカメラ専用パッケージも発売されたので、これからIIJmioの利用を考えている人はこちらがオススメ。
もちあるいてなんぼ。:【更新】IIJとビックカメラが提携、「BIC SIM」発表!



また、OCNはサービス名が「OCN モバイル ONE」となり、5つのコースから選べるようになった。
もちあるいてなんぼ。: 【更新】「OCN モバイル ONE」、Amazonで発売開始!

月額1000円を超えてしまうが、1日60MBまで高速通信できるコースが新設されたので、1日30MBでは足りないという人はこちらにコース変更すると良いだろう。変更は1ヶ月単位で行うことができる。